ブログを1か月毎日更新して変わったこと
ブログの毎日更新を始めて今日で1か月がたちました。
おかげ様でたくさんの方々に読んで頂いており、数多く反響もいただいております。
そんな私がブログを1か月続けてみてどうなったのかまとめてみます。
嬉しい
私はこれまで、特にこれといった「継続」に関する成功体験がなかった。
筋トレを始めても、読書を始めても、料理を始めてもなにひとつとして続かなかった。
そんな私でも、このブログの毎日更新なら1か月続けることができた。
これは、単純に嬉しいことである。やればできるじゃん。
続けることができた理由が何かといえば、それはやはり反響があることだろう。記事を書けば読んでくれる人がいるし、感想を届けてくれる人がいる。これは単純にまた書こうというモチベーションになるし、自分がやっていることにも少しの意味があるかもしれないという自信にもなる。
また、この継続に関する成功体験を得たいという目的は毎日更新をはじめた当初からの目的だったので、その達成の第一歩を踏むことができたことも嬉しい。
これからも、また1日ずつ毎日投稿の習慣を積み上げていこうと思う。
無駄に敏感になった
当たり前ではあるがブログを書くのには時間がかかる。すべて自分でやっているのだから当然である。
時には各内容を思いつけず途方に暮れることもあるし、途中まで書いてもどう着地させればいいかわからなくなることもある。
そのようにある程度時間がかかる作業であるため、1日の中にブログにあてることのできる時間がないか探すようになった。
作業や勉強の休憩時間には、ブログのネタや方向性を考えるようになったし、職場へ出勤する日の昼休みを記事を書く時間にあてるようになった。
こうしてみると1日の中に隙間時間や無駄な時間がいくつもあることがわかってきた。
意味もなくゴロゴロすることも減ったし、だらだらYouTubeを眺めることも減った。どうしても観たいYouTubeは極力家事などの作業中にながら聞きするようになった。
仕事に関しても、残業が増えれば増えるほど自分の時間が減ってしまう。このため無駄な作業や効率の悪い作業に対してイライラするようになり、マクロで自動化したり他人に任せたり、そもそもやめたりした。
その結果生まれた時間はブログや勉強に使うことになる。そして、何もしていない時間を過ごしていたり、明らかに無駄な時間の使い方をしているときに、居心地の悪さのようなものを感じるようになった。
これは良いのか悪いのかわからないが、とにかく私には変化が訪れている。変化を受け入れなければ過去の繰り返しであるだけなので、まずは変化に対して否定をせず受け入れていこうと思う。
時間で切り上げるようになった
私は完璧主義の傾向があり、仕事であればキリが悪いところで区切ることが苦手だったし、勉強であれば決めた量をこなさなければやめることができなかった。
ただ、このようなやり方をしていると時間がいくらあっても足りない。キリがいいところまで進めようとしたら、少なくともそこに至るまでの時間を費やしてしまうのだ。
そのように今までと同じ時間の使い方をしていたら、当然だがブログや勉強に使う時間がなくなってしまう。
意識的か無意識的か、それとも必然的にか、私は次第に「キリがいいところ」で次の時間の使い方に移るのではなく、「時間」で次に移るようになった。
定時になれば残業はせず職場から帰宅するようになった。
当然キリが悪いので机の上は散らかりっぱなしだが、別に誰かに迷惑をかけているわけでもない。
それに仕事というのはそもそも与えられた量をこなせば問題ないはずである。加えてこれはちょっと問題だが残業代が出ないという事情もある。
勉強に関しても、継続的に行うには日々の体調が万全でなければならない。
睡眠不足だと集中することができないし、仮眠をとるとそれだけでかなり時間を消費してしまう。
平日1日当たり4時間という目標を立ててはいるが、それはあくまで目標であり、睡眠時間を削って夜遅くまでやるようなことはしていない。
そうすることで次の日もいつも通り起床することができるし、いつもどおり勉強することができる。
確かに量的な目標を決めて達成していくことも大切ではあるが、それ以上に継続することが大切である。
私は実を取るようになった。
変わらないもの
一方で変わらないものもある。それは考えることの楽しさ、勉強することの楽しさである。
私は、人間にとって考えることは生きることと同義であると思っている。同じように、勉強することは考えることの一種であり、昨日とは少し違う自分になることができる。
こうして日々少しずつ積み重ねていけることが、今の私にとってはとても嬉しい。自分で自分のことを肯定できると思う。
このような自己肯定感を得ることができたのも、やはり継続することによる効果の一つだろう。
どうも自分に自信が持てないという方は、なんでもいいからなにかひとつのことを継続してみてはいかがだろうか。
続けることができているということは、それ自体が自分を勇気づけてくれる実績になる。